英語ブロガーのアツトです。
英単語の学習と言えば、市販の単語帳を購入して勉強するのが一般的ですが、最近は無料アプリのラインアップも充実してきていますね。
特に、株式会社mikanの「mikan」は無料英単語アプリの中でも一番人気があって、実際に、素晴らしいアプリです。
そこで今回は、英単語アプリmikanの紹介をしつつ、他の英単語アプリとも比較してみます。
Contents
1. mikanとは
mikanとは、株式会社mikanによって制作された英単語アプリで、Appストアの教育カテゴリ無料ランキング1位を獲得した実績を持つアプリです。
大学受験の対策やTOEICをはじめとする検定試験対策など、15のコース別に頻出単語を学ぶことが出来ます。
具体的な特徴は以下の通りです。
・30秒で10単語という圧倒的なスピード感で学習を進めることが出来る
・全ての単語にネイティブの発音がついている
・デザインが可愛い(←笑)
・問題の正否だけでなく解答時間も記録され、習熟度に合わせた効率的な復習ができる
ちなみにmikanには、より学習プログラムの充実した有料プラン(月額1,500円で自動更新※別途学生向けなどは特別価格)もあります。有料プランにすることで追加される機能については後ほど触れたいと思います。
2. mikanの使い方
アプリのインストールを終えると、まずはニックネームの登録を行います。
続いて、コースの選択です。大学受験・TOEIC・TOFEL・GRE・センター試験・医学系単語・単語王2202・フレーズで覚える英単語など15コースの中から選ぶことが出来ます。
3. mikanの機能紹介
それではさっそくはじめましょう!
以下のプログラム画面の中から、「学習&テスト」か「mikanテスト」を選択して学習スタートです。
3.1 学習&テスト
まずはじめに、学習&テストのプログラムを選択してみましょう。
設定画面で学習方法を選択していきます。
一番上の「カードめくり学習」と「テスト」は、いずれかを選択可能です。
「カードめくり学習」を選んだ場合、一旦当日学習する範囲になっている英単語とその意味を通しで眺めた後に一問一答形式の単語テストが始まります。
「テスト」を選んだ場合はいきなり単語テストが始まります。
今回は、「カードめくり学習」を選択して進めていきましょう。
まずはこのように英単語だけが表示されます。同時にネイティブの発音も聞くことが出来るのでぜひ音声はオンの状態で学習しましょう。
英単語の下に載っている「タップする」を押すと、下に日本語の意味が表示されます。
意味を確認したうえで、この英単語とその意味を「知ってる」か「知らない」かを選択します。「知らない」を選択すると、一回りした後にもう一度「2周目」「3周目」・・・といった形で表示されます。
ちなみに、mikanは英単語速習アプリですので、常に時間が図られています。
そのため、よりスピーディーに学習を進められるように、スワイプを使って「知ってる(右)」「知らない(左)」を選択することも可能となっています。慣れてきたらそちらの方が便利そうですね。
本日学習範囲となっている英単語をすべて見終えたら学習結果の発表です。
今日はもう少し勉強したいな・・・という場合は「次の単語へ」を押すと翌日分の学習範囲に進んでいくことができます。
「テストをする」を選択すると単語の一問一答(4択問題)へと移っていきます。ちなみに、先ほどご紹介した最初の設定画面で「テスト」を選択した場合はここからスタートということになります。
正解したら〇印、間違えると×印が表示されて正しい答えが示されます。
上のオレンジ色のバーが制限時間を示しているのですが、正答を素早く答えられた場合は画像のように”Good!”や”Great!””Excellent!”が表示されます。
テストをすべて受け終えるとテストの結果画面が表示されます。
公式キャラクターの「ひとかわむけお」くんと「お疲れ様!」のメッセージに癒されますね~(笑)
下の方に画面をスライドしていくと、改めて出題された単語を確認することもできます。
右側のチェックボックスには、アプリ側が「もう少し復習が必要だ」と判断した単語のみチェックマークがついています。
チェックマークのついた単語は苦手な単語として蓄積していき、改めて復習できるのです。
手動でチェックマークをつけることもできるので、正解したものの自信が無い、という単語がある場合はここでチェックしておきましょう。
また、単語の左側に表示されている「例文」ボタンをクリックすると、「Weblio英語例文」のページにジャンプできるようになっており、その単語が使用された例文を確認することもできます。
3.2 mikanテスト
「学習&テスト」を終えたら、次は全国のライバルと同じ単語テストにチャレンジして自分の単語レベルを確認してみましょう。「mikanテスト」のプログラムを選択すると、現在開催中のテストが表示されます。
さっそくチャレンジしてみましょう!
テストの形式は先ほどの「学習&テスト」の時と同じように4択問題となっています。
正解・不正解のときの画面展開も全く同じです。
1問でも間違えるとそこでテスト終了です。右上には何問連続正解できているかが赤字で表示されます。正解し続けるとレベル1から順にレベルアップしていくのですが、それに応じて制限時間もどんどん短くなっていきます。
4択問題ですので意外と時間の短縮による影響は大きく、即座に答えが判別できるくらいの理解度でなければ「うっかり間違えちゃった!」ということも起きがちです。1問も間違えてはいけないということで緊張感をもって取り組めます。
一問でも間違えたところでテスト終了です。点数と順位が表示されます。
4. mikanPRO(有料プラン)の機能
冒頭でも触れましたが、月額1,500円の有料プランに切り替えると使える機能について、簡単にご紹介したいと思います。
学習履歴がグラフ化される
→自分が日々の目標単語数に対してどれくらい学習できたかがグラフ化され、学習の進捗度を一目で確認することが出来ます。
日→英のテスト、リスニングテストが受けられる
→設定画面のところでご説明しました、上記二つの機能が追加で使えるようになります。日本語の意味を見て英単語を答える問題、英単語の発音を聞いて日本語の意味を答える問題の2つが利用可能です。
my単語帳を作れる
→アプリ内に自分専用の単語帳を作ることが出来ます。自分で手入力することもできますし、テストで間違えた単語をワンタッチで追加することもできます。
選択肢を隠せる
→「4択問題なら分かるけど空で単語の意味を思い出すのが難しい!」という方向けに4択の選択肢部分を隠す機能が使えます。
「わからない」という選択肢が使える
→4択問題だと、なんとなく選んだ答えが正解だったというケースがよくありますよね。ところが、そのようにしていると自分の分かっていない単語を正確に把握することが出来なくなってしまいます。
有料版では「?」ボタンが用意されており、わからなかった単語や自信のない単語を確実に復習問題に織り交ぜていくことが出来ます。
5. 他の英単語アプリとの比較 ~ターゲットの友と比べて~
英単語アプリはmikan以外にもたくさんありますが、その他に有名なアプリとして、ターゲットの友があります。
ターゲットの友もmikanと同じく、基本的には単語カード形式の学習なのですが、mikanには存在しない機能として、マイリスニングがあります。
マイリスニングは、ターゲットに収録されている全ての単語と例文をバックグラウンドで聞き流しできるという機能です。
mikanの機能は、全てクイズ形式であるため(=つまり、ずっとスマホを触る必要がある)、例えば、通勤・通学途中に歩きながら聞き流しをして、英単語の学習をすることができません。
その点、ターゲットの友では、無料で英単語(+例文)のバックグラウンド再生ができるので、その機能だけ利用するのもありでしょう。
以下の記事では、mikanやターゲットの友も含めて、他の英単語アプリも紹介していますので、合わせて参考にして下さい。
以上、mikanの紹介でした!
英単語の暗記は、「どれだけ単語に触れるか?」が一番大事ですので、机での勉強時間だけではなく、移動中や休憩中など小まめに勉強するように頑張ってください。
スポンサーリンク