今日の昼食中にふと考えた。
「自分が今までに読んできた英語学習書籍(洋書とかは除く)の中で、一番役に立った本は何だろう?」と。
その時に思いついたのが以下の書籍。
そう、まさかの大学受験参考書だ(笑)
私は今、プロの翻訳者として仕事をしている。
だから、本当は大学受験参考書ではなく、もっと高級な大人の香りがする本を薦めたかった。
「英文法研究」とか、「科学英語の探求」とか、「上級ビジネス英語読本」とか(←全部、テキトーに考えた名前です笑)、そういう大人の香りがする本。
しかし、いくら考えても、私にとってこの本以上に役に立ったと言える英語学習書籍はないのである。
それはなぜか?
端的に言うと、
このポレポレという英語学習書籍を読むことによって、他の英語学習書籍を読む必要がなくなった
から。
私は昔から、英語のための英語学習が嫌いだった。
だって、つまらなくないですか?
「ジョンが駅に着いたとき、電車は既に発車していた」とか、そういう無意味な例文。
せっかくなら、英語「で」新聞を読んだり、英語「で」本を読んだり、英語「で」ドラマを見たりしたい。
でも、やはり基礎力がないとそのようなことはできないので、誰でもしばらくは英語のための英語学習をするものだと思う。それは仕方がない。
しかし、ポレポレは、自分を英語のための英語学習から解放し、英語「を」学ぶではなく、英語「で」学ぶことを可能にしてくれた存在なのだ。
この記事を読んでくれている方の中には、英字新聞や洋書を読もうとして挫折した経験をお持ちの方もいるかもしれない。
「つまらない英語のための英語学習から脱出したい!でも、英字新聞や洋書は難しくて、挫折してしまった・・・」という経験を持つ方。
英字新聞や洋書を読むことの難しさは二つある。
一つは、単語が分からないというシンプルな問題で、それは辞書で調べることで容易に解決する。
もう一つは、構文が分からないという問題で、これは克服に鍛錬を必要とする。英字新聞や洋書に挫折する原因として最も多いものだ。
ポレポレは、この構文を理解するということに特化した本で、ポレポレの内容をマスターすれば、少なくとも構文に関しては、どんな英字新聞、洋書も読めるようになる(自分は過去に英字新聞を10種類くらい、洋書を最低50冊は読んだが、構文に関しては全てポレポレの範囲内だった。小説とか文学書は例外です笑)。
つまり、ポレポレをマスターすれば、英語のための英語学習からようやく解放されるのだ。
最後に本書のはしがきから引用したい。
読解プロセスでは、同じプロセスの場合、反復をいとわず毎回太字で示してあります。自分で演習する際に、このプロセスが頭に浮かぶようになると、入試英文はほとんどが類題にすぎないと感じられるようになるはずです。
~はしがきより引用~
「入試英文はほとんどが類題にすぎない」とあるが、ここで言い換えたい。
「英字新聞や洋書の英文はほとんどが類題にすぎない」と。
・・・
・・・
・・・
「えっ、ポレポレも難しいって?」
そういう方は、まず一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)でも読んでください!\(^o^)/
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