英語ブロガーのアツトです。
スピードラーニングと言えば、10年以上前からある有名な英会話教材で、皆さんもご存知でしょう。
昔のスピードラーニングは、全48巻のDVDセットになっていて、値段も20万以上する大変高額な教材でした。
「高いだけで効果がない」、「聞き流しだけで上達するなんて嘘」という口コミ・評判もあったため、イメージが良くない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最近では、エスプリライン社から新しくスピードラーニングα(アルファ)というシリーズがリリースされ、値段も月額1980円~と、かなりお手頃になってきました。
なんと、スピードラーニングαでは、上の全48巻の音声も聞き放題で、しかも追加のコンテンツも豊富にあるとのこと。
そこで、本記事では、TOEIC985、英検一級の私が、スピードラーニングαの特徴をまとめつつ、「スピードラーニングαは、どんな人におすすめか?」という疑問にお答えしたいと思います。
Contents
1. スピードラーニングαの特徴
1.1 アプリで膨大なコンテンツが聞き放題
まず、スピードラーニングαの最大の特徴は、定額料金で、スピードラーニング全48巻を含む膨大な英語音声が聞き放題になることです。
対象教材は、スピードラーニング英語1~48巻、スピードラーニング・ビジネス1~12巻、スピードラーニング・ジュニア1~24巻、スピードラーニング・キッズ1~12巻、英語ニュース、ネイティブ英会話ラジオ、英語で聞く世界の物語、スラングを覚えよう(動画)などなど、量はもちろん、聞ける音声の種類も、非常に多岐にわたっています。
スピードラーニングと言えば、「聞き流し」のイメージが強いと思いますが、文字通り、聞き流し用の音声としては最大のボリュームとバライエティを誇っていると言えるでしょう。
1.2 テーマ別に音声を選択可能
スピードラーニングαの機能で素晴らしいと思ったのが、音声がテーマ別に分類されていて、自分の聞きたいテーマの音声を集中的に聞けることです。
例えば、海外旅行のために英会話学習をしたい方は、「空港」や「レストラン」などを選べば良いですし、外国人旅行者が多いアパレルショップで働いている方は、「アパレル」を選べば、集中的に必要な英語を学ぶことができます。
スピードラーニング1~48巻は、基本的に、後の巻ほどレベルが高くなりますが、レベル別以外にも、テーマ別の構成になっているのは、とても便利ですね。
1.3 英語以外の外国語も聞き放題
スピードラーニングは、英語のイメージが強いですが、実は、他の外国語もシリーズ化されており、それらもスピードラーニングαに登録すれば、全てが聞き放題になっています。
2020年時点で提供されている外国語は、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語です。
私は、英語以外にも、中国語と韓国語を勉強しているので、これらも定額料金で聞き放題になっているのは、とてもありがたいです。
1.4 電話レッスンが月4回利用可能
また、スピードラーニングαは、ただ単に音声が聞けるだけではなく、月に4回、ネイティブ講師の方の電話レッスンを受けることができます(1回5分間)。
このレッスンが便利なのは、予約することなく、いきなりアプリから電話できることです。
事前予約の場合、少し面倒くさくも感じますが、このシステムはありがたいですね。
ちなみに、私も何度か利用したのですが、先生と生徒というよりは、外国人の友達と気軽に会話を楽しめる雰囲気でした(「どこに住んでるの?」、「趣味は何?」、「先週の週末は何をした?」など)。
2. スピードラーニングαの注意点
2.1 英語の解説は一切なし
スピードラーニングの利用を検討されている方に注意したいのが、英語の解説は全くないということです。
また、スクリプトも見ることはできません。
ですから、完全な英語の初心者の方は、事前に中学レベルの英語を習得しておくと良いでしょう。
さすがに、全く英語の知識がないのに英語を聞き流していても、意味が全く分からず、記憶に定着しないと思います。
中学レベルの基礎英語を学んでおきたい方は、教材を使うのも良いですが、最近では良質な英語アプリも多いので、以下の記事を、合わせて参考にしてください。
2.2 短文ばかりで単調になりがち
スピードラーニングαには、英語ニュースや小説を聞けるコンテンツもありますが、基本的にはストーリー性の低い短文での学習がメインとなります。
正直、飽きっぽい方には続けにくい仕組みだと思いますので、飽きずに、よりストーリー性の高い英語学習をしたい方には、スタディサプリENGLISHがおすすめです(また、値段もスピードラーニングよりリーゾナブルです)。
以下の記事では、スタディサプリENGLISHの紹介をしておりますので、合わせて、参考にして下さい。
2.3 「聞き流し」よりも「シャドーイング」
スピードラーニングは、聞き流し用の教材として紹介されておりますが、実際に使用するときには、シャードイングすることを絶対的におすすめします。
やはり、英語を実際に話せるようになるためには、ただ聞くだけよりも、実際に口で話すことの方が間違いなく効果が高いです。
他のブロガーの方の記事を読んでも、そのように書いている方が多いですが、私としても、スピードラーニングの効果を最大限、発揮するにはシャドーイングが必須だと思います。
3.【結論】スピードラーニングαはこんな人におすすめ!
結論から言うと、
「最低でも中学レベルの英語力があり、聞き流し用の英語音声を探している方」
「英語と同時に、中国語や韓国語などの多言語学習に挑戦したい方」
「オンライン英会話やスクールは大袈裟だけど、教材以外にも、少しはネイティブとの会話も楽しみたい方」
などにおすすめです。
スピードラーニングと言えば、数十万円以上の教材を売っているイメージが強かったのですが、最近では、リーゾナブルな金額で、良質な英語教材を提供されているので、是非、試してみて下さい!
スポンサーリンク