英語ブロガーのアツトです。
最近、英語アプリ系の記事をちょくちょく書いてきましたが、英語アプリの話をするなら絶対に外せないアプリの一つは、間違いなくDMMが運営しているiknow!でしょう。
最近、英語アプリの数は本当に増えていますが、iknowのリリースは2007年。
初代iphoneの発売も2007年であるため、まさにiknowは日本の英語アプリ界を引っ張ってきたカリスマ的存在と言えます(大げさw)。
そこで本記事では、そんなiknowに敬意を表してレビュー記事を書きました!
使い方や機能説明はもちろん、他の人気英語アプリとの比較も書いているため、多面的に検討をして頂けると幸いです。
Contents
1. iKnowとは
iKnowとは、現在200万人を越える登録ユーザーと、400以上の法人で導入されている、(多分日本一メジャーな)英語学習アプリです。
脳科学のメカニズムに基づいた学習法で、記憶しやすいタイミングで問題が出題されるのが大きな特徴です。
公式ページによると、「特許取得の学習システム」とアピールされているのですが、特許翻訳の仕事をしている私に一言だけ言わせてください!
・・・
・・・
・・・
「特許とか、マジで意味ないですからね」
あっ、いや、法律的にはもちろん効果的なんですけど、英語学習に効果的かどうかは、全くの別問題ですので、しっかりと英語アプリの中身を判断して、使うか使わないか決めましょう(笑)
プラン | 料金(税込み) |
---|---|
1ヶ月 | 1480円 |
12ヶ月 | 9360円 |
ライフタイム | 24800円 |
iknowの料金プランです(※詳しくは公式HPをご確認ください)。
英語アプリには珍しく、ライフタイムプランがあるのが面白いですね!
また、iknowは、オンライン英会話大手のDMM英会話と提携しているため、DMM英会話の有料会員になっている場合はiKnowも無料で利用可能です。
2. iKnowの使い方
それではさっそくiKnowの使い方に入ります。アプリをインストールすると、まず学習目的の選択画面が出てきます。
今回は「英会話マスターコース」選択することにします。画像に載っている3つに加え、「旅行・趣味」「留学準備」「英検対策」「大学受験」「ニュース英語」の全部で8つのカテゴリーから選ぶことができるのです。
次に、レベルの選択です。今回は、「英会話マスター2000(初中級レベル)」を選択します。
3. iKnowの機能紹介
それではさっそく学習スタートです!以下の5つの学習プログラムから選択します。
3.1 メイン機能「iKnow!」~1つの単語に対して様々な角度から問題が出題!~
iKnowのメインコンテンツです。主に単語力を強化するプログラムとなっています。
まずは、それぞれの英単語のスペル・意味を単語カード形式で確認します。
自動音声も流れるので、発音もここで確認しましょう。
画面をスライドするとその単語を使った例文も出てきます。
左下に「学習から外す」というボタンがありますが、すでに覚えている単語についてはこのボタンを押すことで以後の学習で再び登場するのを防ぐことが出来ます。
一通り単語を確認した後は、クイズに解答しながらさらにしっかりと定着させていきます。
このクイズの出題方法が、本アプリの一番の特徴です。以下のように、一つの単語についていろいろな角度から問われるほか、忘れたころに以前間違えた単語が出てくるなど、工夫が凝らされています。
具体的には、「英単語から日本語を答える問題」、「日本語から英単語を答える問題」、「空所補充問題」、「リスニング問題」の4種類のクイズがあります。
英単語から日本語を答える問題
日本語から英単語を答える問題
空所補充問題
リスニング問題
一つの単語を覚えるのに、これだけたくさんのバリエーションでランダムに問題が投げかけられるため、なんとなく解き続けるだけでも自然に単語が記憶されていきます。
すべての単語についておおむねマスターできたとアプリ側が判断したところでセッション終了です。
自分で判断ではなく、アプリ側が判断という仕組みが面白いですね~。
3.2 その他の機能
スピードクイズ
今度はとにかくスピード勝負の単語クイズです。
出題方法はシンプルで、英単語を見て日本語の意味を答える問題、日本語の意味をみて英単語を答える問題の2パターンです。
下にあるオレンジ色のバーが残り時間を表しているのですが、これがすごい勢いで減っていきます!(゜Д゜)
2択問題ですので瞬時に判断して解答を選択しなければなりません。
自己診断
このプログラムでは、ここまで学習してきた単語の習熟度を改めて確認します。
今度は時間制限もありませんので、それぞれの単語をしっかり見て、覚えたものとそうでないものを振り分けていきます。
解答を見たうえで、そもそも覚えていなかったときは「忘れた」、自信がなかったときは「難しい」、もう十分に習得できたと感じた時は「OK」や「やさしい」を選択します。
「忘れた」や「難しい」を選択すると後からもう一度出てきて、覚えてしまうまで何度も確認されます。
Sentence Trainer
このプログラムでは英作文の練習ができます。
Sentence Trainer以外では、単語の暗記学習がメインですので、ここでしっかりと英作文の力を鍛えたいところ。
英作文の「並び替え問題」と「ディクテーション問題」の2種類があります。
このディクテーションが、おそらくiKnowの全コンテンツの中で一番難しい問題です。
そのため、キーボードの左上にある「ヒント」ボタンを押すと一部解答を表示してくれます。
Listening
最後のプログラムはリスニングです。シャドーイング学習をすることができます。
ここは少し不満なポイントなのですが、スピーキングをした発音の正誤判定はありません。
最近は、無料アプリでも発音判定の機能があることが多いので、ここは頑張って欲しかったですね~(笑)
4. 他の人気英語アプリとの比較は?
以上、iknowの機能について説明しました!
ここで、私が過去に実際に使用した経験があるアプリとiknowを比較したいと思います。
4.1 無料アプリ「Duolingo」との比較
「iKnowに興味はあるけれど、できれば、無料アプリで英語を勉強したい!」
こう思っている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に、まずお薦めしたいのが世界的に最大の人気を誇る語学学習アプリDuolingoです。
Duolingoの場合は、例文付きで英単語を学べる機能はiknowと同じにも関わらず、下の画面のように、英文法を学べる仕組みもついているので、英語を一から勉強し直したい超初心者の方におすすめです。
しかも、Duolingoの場合、なんとiknowには存在しないスピーキングの判定機能までついています\(^o^)/
Duolingoは最大でも、TOEIC500点レベルの難易度ですので、英語の中級者、上級者にはあまりおすすめできませんが、中学英語を一から学び直したいような方は是非試してみて下さい
4.2 有料アプリ「スタディサプリENGLISH」との比較
iknowは、以上説明したとおり、「英会話」、「旅行・趣味」、「留学準備」、「英検対策」、「大学受験」、「ニュース英語」など、様々な分野について例文付きで単語学習をするアプリです。
でも、ここで1つ問題があります。
それは、
ひたすら例文の勉強ばかりしていて、ぶっちゃけ飽きるでしょ
ということです(笑)
iknowの脳科学に基づいた記憶システムは、非常に合理的なのですが、合理的すぎるがゆえに飽きやすいという弱点も持っているということですね・・・
そして、英語の勉強は続けないと全く意味がありません(T_T)
英語の勉強が飽きっぽい、続かない方におすすめしたいのがスタディサプリENGLISH ビジネス英語コース (スタディサプリENGLISHは、Appストアでランキング1位を獲得した実績もある人気英会話アプリ!)です。
スタディサプリは、電車や自宅でいつでもどこでも利用可能で、リスニング、シャドーイング、ディクテーションなど、英語力を向上させる機能が満載の英語アプリです。
ドラマ形式のオリジナルストーリーにも定評があり、話の続きが気になるため、普段、英語の学習が飽きっぽい方は特に試す価値があるでしょう。
費用はiknowと同じく、月額料金がかかりますが、英語力を効率的に上達させる機能が満載なので、本気で英語を上達させたい方は是非、試してみて下さい。
なお、スタディサプリENGLISHのレビュー記事は以下に掲載しています。
5. iknow!はこんな人におすすめ!
まとめると、iknowは、
「様々な分野について、例文を使い、豊富な単語力を身につけたい」
方に最もおすすめできます。
一方で、英語の超初心者の方はDuolingoを、飽きっぽい怠け者(笑)はスタディサプリENGLISHが合うかもしれないということでした!
英語学習アプリはたくさん溢れている中、この記事が少しでも皆様の参考になれば、とても嬉しいです(^o^)
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