英語ブロガーのアツトです。
TOEICの勉強に興味がある方は多いと思いますが、TOEICの単語帳や問題集など、できるだけ出費は抑えたいですよね。
私は約10年前、大学2年の時にTOEICを初受験して(890点)、その後は社会人になったITエンジニア時代、2回TOEICを受けました(960点、985点)。
TOEICの受験に当たっては、公式問題集の他に、単語帳も1冊だけ買って読んでいたのですが、最近知ったリクルートのスタディサプリ英単語(料金なし。完全無料で使用可能)は、「もはやTOEICの単語帳を買う必要はない」というくらい優良なアプリでしたので、是非紹介したいと思って記事を書きました!
結論としては、このアプリだけで、少なくとも単語に関してはTOEIC900点突破を狙えると思います(本当は満点も狙えると言いたいですが、私自身、満点取ってないので笑)。
ただ、一方でスタディサプリ英単語のチャレンジモードには注意点もありますので、その点についても触れておこうと思います。
なお、以下の記事はスタディサプリ英単語の類似サービスであるスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースの詳細記事です。合わせて参考にして頂けると嬉しいです。
Contents
1. スタディサプリ英単語の使い方
スタディサプリ英単語の使い方はいたって簡単。
以下のような手順に従って、インストールから実際の使用まで3分程度で完了します。
(1)インストール後、アバターを選択
(2)名前を入力
(3)学習目的を選択
学習目的は、TOEIC、大学受験、高校受験の中から1つ選択することができますが、ここではTOEICを選択しています。
これで登録は完了し、後は全ての機能を完全無料で使用することができます!
2. スタディサプリ英単語の基本機能
以下では、スタディサプリ英単語の基本機能である標準トレーニング(リーディング)、リスニング、スピーキング、ライティングについてご説明します。
ただの単語アプリかと思いきや、なんとスピーキングのセクションまで用意されていて、自分の発音をチェックしてもらうことも可能なのです。
それぞれのセクションは、TOEIC600対策(800語)、TOEIC730対策(540語)、TOEIC860対策(240語)に分かれており、自分の好みに応じて好きなレベルを選択することが可能です。
「ん?TOEIC860対策ってことは、TOEIC900以上は狙えないの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、冒頭で述べたとおり、TOEIC900以上も十分狙える語彙レベルです。
私が、初めてTOEICで900点を超えた時に使っていた単語帳も「TOEIC860点対策」と書かれていましたが、問題なく900点を超えることができました。
市販の単語帳によくある「TOEIC860対策」というのは、一般的にかなり控えめな記載だと思います。
2. 1 標準トレーニング(リーディング)
まずは、スタディサプリ英単語の最も基本的な機能である標準トレーニング(リーディング)です。
左の画像の通り、一つ一つ単語が表示されて、それを「知っている」または「知らない」に振り分けていきます。
ここで「知らない」を選択すると、右の画像のように意味が表示されるのです。
そこでさらに、「例文を見る」を選択すると・・・
このように、例文が音声つきで表示されます。
一通りの学習が済むと、「確認テスト」を受けることができ、上の単語カード形式で覚えた単語の小テストを受けることができます。
<確認テストの画面>
ここで、スタディサプリ英単語の機能でイチオシなのが、苦手克服道場システムです。
どんな機能かと言うと、上で「知らない」を選択した単語が自動的に苦手克服道場に登録されるため、後から知らない単語、苦手な単語だけをピンポイントで復習できるというものです。
一番最初の画面で、「reinforce」を「知らない」に振り分けたため、苦手克服道場に「reinforce」が自動登録されているのが分かります。
紙の単語帳で学習をしていると、どうしても知っている単語と知らない単語がごちゃ混ぜになって非効率な面がありますよね。
その点、スタディサプリ英単語の場合は、知らない単語、記憶があやしい単語をピンポイントで見直すことができるのです。
2. 2リスニング
リスニングも、標準トレーニングと仕組みは同じで、「単語カード形式の学習」と「確認テスト」によって構成されています。「知らない」と選択した単語については、苦手克服道場のリスニングセクションに自動登録されます。
<画像左:単語カード形式のリスニング学習。画像右:確認テスト>
2. 3スピーキング
スピーキングも仕組みは同じです。「単語カード形式の学習」と「確認テスト」によって構成され、「知らない」と選択した単語については、苦手克服道場のスピーキングセクションに自動登録されます。
単語カード形式のスピーキング学習では、単純に単語の音声を確認するだけのものですが、確認テストでは、実際にスピーキングをして発音を○×で判定されます。
私が使用した感想は、結構な辛口判定です(笑)
<画像左:単語カード形式のスピーキング学習。画像右:確認テスト>
なお、スタディサプリ英単語は単なる〇×判定ですが、姉妹アプリであるスタディサプリENGLISHの日常英会話コースの場合、具体的に発音のどの部分が間違っていたかを教えてくれる高精度な発音チェック機能がついています。
詳細は以下の記事をご確認ください。
2. 4 ライティング
ライティングも同様に、「単語カード形式の学習」と「確認テスト」によって構成されています。「知らない」と選択した単語については、苦手克服道場のライティングセクションに自動登録されます。
<画像左:単語カード形式のライティング学習。画像右:確認テスト>
2. 5チャレンジモードで腕試し
スタディサプリ英単語の目玉機能の一つがチャレンジモードです。
チャレンジモードとは、リーディング、リスニング、ライティングに関する時間制限ありの複合問題(難易度もバラバラ)が出題されて、ポイントを獲得し、全国のスタディサプリ英単語の使用者と成績を競うものです。
偏差値133、5とか、あり得ない数字が・・・
3. チャレンジモードを試した結果・・・
偏差値133、5と聞いては、私のライバル精神も激しく刺激される!!
何を隠そう。
私アツトは東大出身で、高校時代には東大模試の英語で偏差値87を叩き出したこともある根っからのガリ勉なのです。
しかも、TOEICのスコアは985。
たかが、スタディサプリ英単語のチャレンジモードごとき、偏差値150は固いでしょう。
と、いうことでチャレンジモードに挑戦!
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
ん???
???
???
???
???
???
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
結果は・・・
偏差値49、2www
しかも、ランクがTOEIC730レベルだなんてww
偏差値133、5とかどうやって出すんだよwww
POINT
チャレンジモードで低判定されても気にするな!ランク730判定されても、スコア985を保有している人がここにいます(・∀・)
4. まとめ
チャレンジモードの判定は、ワールドカップアジア予選のシリア戦なみに疑惑ありまくりですが(笑)、総じて、スタディサプリ英単語のクオリティは抜群で、特に、苦手克服道場のシステムは利用する価値ありです。
また、類似サービスであるスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースにも、「TEPPAN英単語」というコンテンツがありますが、機能性ははっきり言って、スタディサプリ英単語の方が上です。
ですから、変なアプリや単語帳に手を出す前に、まずはスタディサプリ英単語を使い倒しましょう!
これだけで、少なくとも語彙レベルに関してはTOEIC900を超えることができると確信しています。
P.S チャレンジモードで分からなかったのはinformallyでした。初見で気づくのは厳しいっす\(^o^)/
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