【TOEIC Part1対策】高得点を取るポイントとは?

英語ブロガーのアツトです。

TOEIC Part1は、リスニング写真描写問題です。TOEIC試験の最初の問題であり、6問だけの小さなパートですので、ぜひサクサク解いてはずみをつけたいですよね。

Part1でスタートダッシュが上手くいくと、気分よく先に進めるので、全体の成功にも関わってきます。

そこで今回は、TOEIC Part1で満点を取る秘訣をご紹介していきたいと思います。

1. TOEIC Part1の内容

TOEIC_PART1

TOEIC Part1は、6問のリスニング写真描写問題です。

問題用紙では各設問に1枚の写真が印刷されており、A,B,C,D4つの英語音声を聞いて写真に適した選択肢を選びます。選択肢は問題用紙に印刷されていないため、1度しか流れない音声をいかに聞き逃さないかがポイントとなります。

問題の内容は、以下の3パターンに分類されます。

  • 人物写真問題
  • 風景写真問題
  • 乗り物写真問題

2. TOEIC Part1の勉強法

TOEIC_PART12

TOEIC Part1の勉強に効果的なのは、やはり何と言っても公式問題集です。似たような問題が毎回繰り返し出題されている為、パターンを叩き込むのにぴったり。

それでは、勉強法の具体的な内容をご紹介してみたいと思います。

①一旦本番と同じシチュエーションで解いてみる。

→本番と同じように、できればイヤホンではなくスピーカーで再生して練習をしましょう。聞き取れなくても再生は一度だけです。

②採点後、間違えた問題について単語一つ一つが聞き取れるまでリピート再生する。

→大体3回を目安に、再生を繰り返します。紙に英文を書き起こす練習も大変効果的です。

③スクリプトを見ながらもう一度聞く。この時日本語訳も確認しておく。

④間違えた問題すべてについて①~③の手順で復習したら、もう一度通しで解いてみる。

→ここでは、全問正解して当たり前のつもりで解きましょう。

3. TOEIC Part1解答のポイント

TOEIC_PART14

3.1 Part1の配点は最も低い!時間をかけすぎないよう注意

TOEICのパート別の配点は以下のようになっています。

Part1 6問 30点
Part2 25問 125点
Part3 39問 195点
Part4 30問 150点
Part5 30問 150点
Part6 16問 80点
Part7 54問 270点
合計 200問 1000点(990点に調整)

Part1は、問題数も配点も少ないことがわかりますね。リスニングパートは得点を効率的にアップさせるために力を入れたいところですが、リスニングパートの中でも特に配点の高いPart3やPart4に時間を割けるよう、Part1には時間をかけすぎないよう気を付けましょう。

3.2 問題についての指示の時間を無駄にしない

はじめに、問題についての説明が90秒ほど流されますが、これは特に集中して聞く必要のない部分です。問題用紙にのっている写真を、選択肢の音声に邪魔されずにじっくり眺められる唯一のチャンスタイムですので、この時間を無駄にしないようにしましょう。

3.3 細かいところにこだわらず、「消去法」を意識

リスニングに苦手意識を持たれる方にありがちなのが、聞き取れなかった細かい部分にこだわりすぎて全体をとらえることが出来なくなることです。先ほど解答手順の項でもお伝えしましたが、消去法だと割り切って、各選択肢を聞き終えた都度ざっくりと正誤の判定を行うことで問題の再生スピードに遅れを取らないようにしましょう。

3.4 問われるのは「位置」「動作」「状態」

人物写真の問題では写っている人の動作、風景・乗り物写真の問題では物の位置や状態が問われることが多いです。初めに写真を眺めるタイミングでは、その部分に着目しておくとスムーズでしょう。

3.5 人の動作や物の状態は、動詞をよく見る!

「動作」や「状態」を聞き取るときには動詞に着目することになりますよね。動詞には、現在形・現在進行形・受動態の3パターンがあります。(写真描写問題では、現在目の前で起きていることが述べられるため過去形・未来形が登場することはありません。)

特にひっかかりやすいのが受動態の問題ですので、<be動詞+過去分詞>の形にはよく注意して聞くようにしましょう。

最近、人気のTOEIC講座であるスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースの関正生先生も、同様なポイントを指摘されています。

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3.6 物の位置は、前置詞に注目!

「位置」を聞き取るときには、前置詞に注目です。写っている物の並びや位置関係をしっかりと見たうえで、どんな前置詞が登場するかある程度予測しながら聞くようにしましょう。

よく登場する前置詞は以下の通りです。

on(~の上に)/in front of(~の前に)/across(~の向こう側に)/under(~の下に)/between(~の間に)/beside(~のそばに)

3.7 発音が似ている単語はひっかけ問題で頻出!

“L”と”R”や、”walk”と”work”など、発音がよく似た単語はひっかけ問題としてよく出題されます。これについては、ひたすら英語の発音や聞き取りに慣れることが大切ですので、次の項でご説明したいと思います。

4. 【最後に】リスニングスキルを上げるにはアプリの活用もおすすめ

TOEIC_PART15

以上、TOEIC Part 1の勉強法やポイントについて書きました。

もちろん、小手先なテクニックはたくさんあるのですが、やはり根本的な英語力を鍛えるのが一番の近道であるのも事実です。

ただ、特に社会人の場合、忙しくて中々手が回らないのも事実ですよね。

そこでおすすめなのが英語アプリの活用です。

英語アプリであれば、通勤電車、昼休みの時間、ちょっとした空き時間など、スマホ一つで小まめに学習することが可能。

時間」ではなく、英語に触れる「機会」をたくさん増やしましょう。

以下の記事では具体的にTOEIC対策におすすめのアプリについて書いております。

TOEIC文法はアプリで制覇せよ!おすすめはこの4つ

2019.12.30

TOEIC Part1で満点を取る秘訣をご紹介してまいりました。TOEIC Part1の出来具合は試験全体のモチベーションに関わってきますので、今回ご紹介したことも参考にしながら満点目指して頑張ってみてください!

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