英語ブロガーのアツトです。
「TOEICの点数を上げたいけど、何から勉強すればいいのかわからない」
「TOEICの勉強におすすめの単語帳が知りたい」
そんな疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回はTOEICの勉強におすすめしたい2つの単語帳である「金のフレーズ」と「DOU3.0」、そして、おすすめの勉強法をご紹介します。
この2つの単語帳に収録されている単語を習得すれば、少なくともTOEICの基礎単語は身につくはずです。
ぜひ参考にして、今後のTOEICの勉強に役立ててみてくださいね。
Contents
1. おすすめ単語帳①:金のフレーズ
TOEICの勉強をしていると、「金フレ」という単語を少なくとも1度は聞いたことのあるのではないでしょうか。
それほどこの単語帳は有名で、TOEICの勉強の際に多くの人に使われています。ここでは、金のフレーズのおすすめポイントを
①TOEICの試験に出てきた単語を収録
②レベル別に別れているので覚えるのに最適な構成
③フレーズの中で重要な単語が覚えられる
の3つに分けてご紹介します。
1.1 TOEIC試験に「実際に」出題された単語を収録
金のフレーズで英単語を勉強していると実感できるのですが、本当にどの単語も試験に出てきます。金のフレーズ自体のメイン単語数は、約1000語とそれほど多くはありません。
しかしながら、どの単語もTOEICの試験の傾向に合わせて作られているので、実際の試験で問題を解いていると「あ、この単語見たことある!」といったシーンに幾度となく出会います。
この単語帳を作られたTEX加藤さんは、毎回のようにTOEICで満点をとっておられる方なので、非常に信頼感もあるのです。
1.2 暗記に最適なレベル別の構成
金のフレーズは単語の構成にもしっかり工夫を凝らしているのが特徴。「600点レベル」「730点レベル」「860点レベル」「990点レベル」のように、段階的に単語が分けられています。
ですので、まず基礎を固めたいのであれば「600点レベル」、TOEIC以外ではあまり出てこないようなニッチな単語であれば「860点レベル」「990点レベル」といった単語に重点を置いて学習可能。効率性の観点でも、金のフレーズは非常に優れた単語帳だといえるでしょう。
それだけではありません。レベル別の単語の間に、TOEICによく出てくる熟語や多義語が収録されているのも、金のフレーズならではの大きな特徴。こうした単語を覚えることで、より英単語の幅が広がります。
1.3 フレーズの中で頻出単語が覚えられる
金のフレーズでは、新たな単語を学ぶとき一緒にフレーズも出てきます(上記の写真のような感じです)。TOEIC本番によく出てくるフレーズを収録しているので、フレーズ自体も一緒に覚えてしまばTOEICの対策も効率的になりますよ。
単語単体だけでなくフレーズとして覚えることで、単語の定着力のアップも図ることが可能です。
2. おすすめ単語帳②「DUO3.0」
金のフレーズと一緒にぜひおすすめしておきたいのが「DUO3.0」。
金のフレーズよリもボリュームが多く、この単語帳さえあればTOEICはもちろんのこと、基礎的な英語力をつけるのにも最適な1冊になりますよ。
ちなみに、DUOはTOEIC780点レベルまで対応しています。TOEICの現時点の点数が500点や600点の人は、ぜひDUOを手にとってTOEICのスコアアップを目指してみるのも”アリ”ですよ。ここでは、DUOのおすすめポイントを
①文章の中で覚えやすい
②単語だけではなく派生語も一緒に覚えられる
③基礎を抑えるのにぴったりな単語帳
の3つの観点からお届けします。
2.1 文章の中で覚えやすい
金のフレーズとは異なり、DUOの場合はフレーズではなく文章として単語を覚えることが可能。さらに1つの文章にいくつもの新しい単語が挿入されているので、文章さえ覚えてしまえば同時にいくつもの単語を覚えられます。
文章のレベルも、簡単ではないけど難しくもないといった感じ。基礎力をつけるにはまさにうってつけです。文章の数も全部で560もあるので、ボリュームたっぷりの1冊になること間違いなし。
2.2 単語だけでなく派生語も一緒に覚えられる
DUOの大きな特徴のひとつでもあるのですが、新しく出てきた単語の隣りには、その単語から派生した熟語などが詳しく書いてあります(上記の写真を参照)。
その単語が名詞だと隣には動詞や形容詞、さらには同義語や対義語など、非常に細かく書いてあります。1冊にこれだけの情報量が含まれている単語帳はほかにはなかなかなく、単語の幅が広がりやすいのです。
2.3 基礎を抑えるのにぴったりな単語帳
上記でも述べましたが、英語の基礎力を身に付けたいのであればDUOは非常に役立ってくれる単語帳です。DUOの見出し語と派生語、さらには関連語句を合わせると、その数なんと4783語。
そこにプラスして、DUOには載っていない中学レベルの基本単語(doやgoなど)の1500語程度を合わせれば、基礎単語としては困らないほどの語彙力が身に付けられます。
さらにDUOに載っている同意語や反意語まで覚えてしまえば、その数はなんと9000語以上に。DUO1冊をやり込めば、かなりの単語を網羅できちゃいます。
3. 単語帳の勉強法
ここからは、単語帳のおすすめ勉強法をご紹介します。単語を覚える際、あなたはどのように勉強しているでしょうか。紙に書いて覚えるのもいいかもしれませんが、より効率的な覚え方もあるんです。「単語帳の効果的な勉強法を知りたい」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。ちなみに勉強するポイントとしては、
①とにかく単語を目でみて何周もする
②覚えていない単語はマーカー等で目立たせる
③まずは基礎単語から覚える
④耳で単語を覚えることも重要
の4点が挙げられます。
3.1 とにかく単語をみて何周もする
まず単語を覚えるとき、「目で覚える」ということを意識してみてください。そこでポイントとなるのが、「単語を目にする回数を増やすこと」。
いきなり「さあ覚えるぞ!」と意気込んで、ひとつひとつ覚えようとしなくても大丈夫です。忘れてもいいので、とにかく何度も何度も単語に触れるようにしましょう。
そうすると、最初は覚えられなくても次第に単語が覚えられるようになり、やがては中長期の記憶として脳にしっかりと定着していきます。
これはエビングハウスというドイツの心理学者も提唱しており、単語を覚えるのには非常に効果的なやり方です。
3.2 覚えていない単語はマーカー等で目立たせる
ある程度単語帳を勉強していると、覚えている単語となかなか覚えられない単語が区別できるようになるはず。そのときは、上記の写真のようにマーカーを引いたりして目立たせてみてください。
マーカーで目立たせておくだけで、単語帳を何周も繰り返しているうちに自然と目に入ってくるようになります。ある程度目処がついたところで、覚えていない単語をピックアップして重点的に覚えてみるのもおすすめ。
3.3 まずは基礎単語から覚える
これは特にDUOに関することですが、DUOは情報量が多いので1度に単語だけでなく、派生語や同義語まですべて覚えようとするとなかなか大変です。
いきなり全て覚えようとすると、途中で単語帳に飽きて投げ出してしまう可能性もゼロではありません。
そうならないためにも、まずは基礎となる単語から覚えましょう。基礎単語を覚えたあとに、派生語を覚えて単語の幅を広げてみてください。
3.4 耳で単語を覚えることも重要
目で見るだけでなく、音で単語を聞いて実際に単語を口に出す(シャドーイング)もおすすめです。
金のフレーズ、DUOともに音声でフレーズもしくは文章が聞けるので、合わせて活用してみてください。
ちなみに金のフレーズでは、スマートフォンのアプリで、DUOは別売りのCDを購入すれば、音から単語を覚えられますよ。
4. 【最後に】英単語アプリの活用もおすすめ
以上、TOEICの学習におすすめの単語帳についてご紹介しました!
この記事で紹介したのは紙の単語帳ですが、一方で、英単語アプリの活用もおすすめです。
英単語アプリをおすすめする理由①お役立ち機能(間違いチェック、リスニング機能など)がある
②携帯一つでいつでもどこでも学習ができる
③無料アプリも充実
以下の記事では、具体的におすすめの英単語アプリを紹介していますので、合わせて参考にして下さると嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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