【ビジネス英語】外資系でバリバリ仕事をするおすすめ勉強法

英語ブロガーのアツトです。

私は現在、フリーランスとして活動していますが、その前は外資系企業のシステム部門で、海外関係のプロジェクトを担当していました。

最近、企業の海外進出がどんどん進み、また転職のためにビジネス英語や英会話のスキルを身に着けたい方は多いと思います。

そこで、本記事では、実際に外資系企業で英語をバリバリ使って仕事をしていた私(英検1級、TOEIC985)が、おすすめのビジネス英語勉強法を解説いたします。

1. ビジネス英語を勉強するポイント

1.1 ビジネス英会話は日常英会話より難しい?

まず、大前提として強調したいのは、ビジネス英語は特別なものではないということです。

書店に行くと、「日常英会話ハンドブック」、「ビジネス英語フレーズ集」のように、日常英語とビジネス英語を切り離しているものが多いですが、日常英語とビジネス英語の90%は共通しています。

例えば、ビジネスの現場では、

〇〇までに~××する

〇〇するのは難しい

〇〇を確認してもらえませんか?

といった表現が頻出ですが、これらは日常英語でも当たり前のように使われる表現です。

ビジネス英語は日常英語より難しいというイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、それは錯覚ですので、ご安心下さい。

では、残りの10%は何が違うのかと言うと、それは契約や会計の部分です。

「ビジネス英語は日常英語と全て一緒です!」と言いたいところではありますが、さすがに契約や会計という企業活動の重要な部分に関しては、使われる英語も難しくなります。

が、その10%に関しても、慣れればある程度パターンがあるので、心配しすぎる必要はないのです。

結論、ビジネス英語と日常英語の大部分は共通しているので、肩の力を抜いていきましょう。

1.2 英文法がとっても大切である理由

英語を使うためには、英文法なんて不要!学校で英文法ばかり勉強してるから日本人は英語が使えない

こんな話を聞いたことはありませんか?

たしかに、私たちは中学・高校と9年間、英語を勉強したのに、あまり使えるようにはならなかったかもしれませんね( ;∀;)

しかし、敢えて言います。

ビジネスの現場で英文法は超重要です。

単純に、仕事では内容の正確性が重視されるのは分かると思いますが、特に、英文メールは証拠になってしまうという点がポイントです。

「あなたは、〇〇日のメールで××と書いてましたよね?だから~・・・」

というように、あなたが英語で書くメールは、相手にとっての動かぬ証拠。

ですから、英文法がいい加減で、不正確な内容を書いてしまうと、その不正確な内容が証拠になってしまうのです。

問題が起きてから、「あの時、書いたメールは間違ってました」と言っても、責任はあなたにあります。

上で述べた通り、ビジネス英語は日常英語と比べて特別ではないですが、より正確である必要はあるのです。

1.3 高額なスクールは不要だが・・・

最近、社会人を対象としたコーチング型のビジネス英会話スクールが乱立するようになってきました。

そうしたスクールは、数十万円単位の費用がかかり、サポートも手厚いですが、気軽に通えるものではないですよね。

スクールに通うのも面倒くさいし、できれば自宅で独学したい!」

という方も多いでしょう。

結論から言うと、ビジネス英語を勉強するために高額な英会話教室は不要です。

私自身、独学ですし、私の周りの同僚もみんな独学でした。

ただ一方で、月数千円程度の投資を惜しむのも、将来のリターンを考えるともったいないので、無理のない範囲で、教材などに投資しましょう。

1.4 ビジネス英語の学習はアプリがおすすめ

ほんの数年前までは、英語の学習と言えば、本やCD教材による勉強が一般的でした。

NHKラジオ英会話やスピードラーニングなどの教材が有名ですよね。

しかし、最近では、英語アプリの進化が著しく、本や教材による学習よりも効果的な学習ができるようになっています。

英語アプリのメリット➀スマホ一つで、いつでもどこでも学習可能
➁シャドーイングやディクテーションなどの便利機能
➂教材よりも安い

特に、ビジネス英語を勉強する方の中には、忙しい社会人やビジネスマンも多いと思いでしょう。

ですから、なるべく通勤中や休憩中などのスキマ時間を活用し、便利な機能を活用して、より効果的な学習をすることが求められるのです。

2. ビジネス英語のおすすめ勉強法

2.1 スタディサプリ「ビジネス英語コース」が現時点で最強

スタディサプリビジネス英語

現時点において、ビジネス英語を学ぶのにリーゾナブルで最適な教材は、リクルートが制作したアプリであるスタディサプリ ビジネス英語コースです。

スタディサプリでは、ゲームのようにストーリーを楽しみながら、自然にビジネス英語の基礎を習得できるようにレッスンが作られています。

スタディサプリビジネス英語3

上の図のように、レベル1海外出張編(TOEIC400点程度)では、「自己紹介をする」、「連絡先を交換する」、「場所をたずねる」など、日常でもビジネスでも必要な英語を勉強することができます

そこから、レベル4グローバル進出編(TOEIC860点程度)では、「条件つきの許可」、「会議の進行」、「代案の比較」など複雑なトピックが扱われるのです。

スタディサプリビジネス英語6

ストーリーは、人気ドラマ「下町ロケット」を手掛けた脚本家、稲葉一広さんがオリジナルに書き下ろし。

ストーリーを楽しみながら、簡単な日常英語から上級のビジネス英語に自然にレベルアップしていく流れは文句のつけようがありません。

スタディサプリビジネス英語4

英語ネイティブ講師による丁寧な講義動画(画像左)や、英文法の復習動画(画像右)もあり、中学・高校の英語に自信のない方でも安心です。

スタディサプリは有料ですが、無料体験が1週間あり、本気でビジネス英語を習得したい方は是非、試してみると良いでしょう。

アツト
スタディサプリENGLISHのビジネス英語コースは、ビジネス英語を学ぶ教材としては現時点で最強です。自分への投資として、本気でマスターしたい方におすすめです。

2.2 NHK「実践ビジネス英語」をおすすめできない理由

NHKビジネス英会話

ビジネス英語の学習と言えば、昔からNHKラジオの「実践ビジネス英語」が王道とされてきましたが、ぶっちゃけ、実践ビジネス英語はおすすめできません

NHK実践ビジネス英語

なぜなら、実践ビジネス英語のテキストの中身を見るとよく分かるのですが、「ニューヨークの交通事情」、「アメリカの貧困」、「過保護な親たち」など、トピックが高尚すぎて仕事の現場ではあまり関係がない内容ばかりだからです。

もちろん、仲良くなった取引先のアメリカ人と、こういう社会問題について語り合えたらカッコいいです、間違いなく笑

でも、多くの社会人の方にとって、まずは通常業務で英語を使えるようになりたい方が多いのではないでしょうか?

「〇〇までに、××してください」

「〇〇に問題が発生しました」

「〇〇さんは在席ですか?」

などの、基本的なフレーズを確実に習得したい方がむしろ多いでしょう。

NHKの実践ビジネス英語は、仕事の現場ではなく、飲みに行ったアメリカ人と社会問題について語り合えるようになりたい方におすすめです。

2.3 「Vital English」または「ミートアップ」に参加してみよう!

英語の勉強は、ともすると、退屈で単調になってしまいがちです。

また、いくら独学OKとは言っても、たまには他人と英語を話す機会があった方がモチベーションも高まるでしょう。

そこで、おすすめなのが、Vital Englishミートアップなどの英語イベントへの参加です。

Vital Englishは、英語コミュニティ「Vital Japan」の創設者、小田康之さんとハワイ出身のアメリカ人King Chu氏の主催により開催される英語勉強会で、毎回100~200人程度の方が参加しています。

勉強会の開催場所は東京限定になってしまいますが、King Chuさんは以前、マイクロソフトでプロジェクトマネージャーをしていたこともあり、勉強会で教えられるビジネス英語のフレーズは実践的なものばかりです。

また、参加者の方も、英語を使った仕事をしたい(or既にしている)方が多く、意識が高いので、とても刺激になります。

一方、ミートアップは、ビジネス英語というより外国人との交流会がメインです。

ん?ビジネス英語じゃないなら意味なくない?

と言わないでください!

ミートアップは、普段閉鎖的な生活を送っている日本人が、外国人慣れをするのに最適な場です。

一般的に、ビジネス英語は難しいイメージがあると思いますが、その大きな要因の一つは、

外国人との会話に慣れておらず、プレッシャーを感じてしまう

ことにあると思います。

ミートアップで外国人の友人を作って、会話に慣れれば、ビジネス上での会話にも好影響をもたらすのは間違いありません。

以下の記事では、Vital Englishやミートアップも含めて、おすすめの英語サークルについて書いています。

社会人英会話サークルおすすめ5選(全て参加した実体験レビュー!)

2019.09.02
アツト
独学も良いですが、是非、Vital Englishやミートアップという場に参加して、実践練習をしてみましょう。

3. 【最後に】仕事で英語が使えることのデメリットもある

以上、ビジネス英語の勉強法について述べました!

英語が使えると、会社でも仕事の幅が増えたり、年収アップしたり、モテたり、メリットも多いです。

一方、海外の会社と連絡を取るために、時差の都合上、大残業をする必要があったりもします(例えば、ロンドンの午前10時からの会議は、こちらの19時からの会議です・・・)。

また、ヒドイ訛りの英語を聞かされて意味が分からず、涙目になることもあります笑

とは言え、会社員時代に英語を使って外国人と仕事をしたことは、間違いなく自分にとって良い経験になったので、皆様も頑張って勉強してください!

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