【初めての資格に挑戦】英検5級の勉強法とおすすめ参考書

英語ブロガーのアツトです。

英検5級は、小学生や中学生のお子さんがこれから英語学習を進めていくにあたっての入り口となるテストです。

合否のあるテストを受けるのは初めて!

というお子さんも多いため、前向きな学習姿勢を育み、お子さん自身が達成感を感じる結果が得られるよう、親御さんをはじめとする周りの大人がサポートする必要があります。

そこで今回は、はじめての英検を控えたお子さんとその親御さん向けに、英検5級の勉強法とおすすめ参考書をご紹介してみたいと思います。

1. 子供ならではの「吸収力」を存分に生かす

子供は、いつの間にか自分でどんどん新しいことを覚えて、親を驚かせますよね。とにかくスポンジのように吸収力が高いのが幼児期の強みなのです。

一方で、集中力が続かないことが大きな課題です。どんなに優秀なお子さんでも、長時間机に向かうことには難色を示すことでしょう。ところが、集中力の問題さえクリアできれば、あとはお子さんが伸び伸びと学ぶのをそっと見守るだけです。

子供は、好奇心さえ持たせることが出来れば延々と熱中して取り組みます。その好奇心を少しでも英語に向けてあげることが、親が出来る最大のサポートです。

ここで、参考となる書籍を1冊ご紹介しておきましょう。

娘さんをハーバードに現役合格させた著者が、いかにして勉強への好奇心を引き出していったかが具体的に紹介されています。ハーバード大学の入試は、各科目の難易度が高いのはもちろんですが、問題も解答も全て英語で行わなければなりません。留学経験はおろか、学習塾にすら通ったことが無かった娘さんが、一体どのようにして英語の読み書きやコミュニケーションを習得したのか、一読の価値ありですよ!

2.まずは単語から!ゲーム感覚で楽しく♪

英単語の暗記は、面倒ですが避けては通れません。また、1日集中して取り組めば終わり!というものではなく、毎日少しずつ知識を蓄積していくことでしか強化できない部分でもあります。そこで、お子さんが確実に興味を示すゲーム形式でアプローチしてみましょう!

mikan

見るからに可愛らしく取り組みやすそうな、アプリ「mikan」が私のおすすめです。

30秒で10単語を暗記する効率的な学習方法で、集中力が切れがちなお子さんでも短時間で取り組むことが出来ます。

また、一問一答形式で問題の正否と解答にかかった時間が全て記録されるため、効率的な復習が可能です。

英単語アプリmikan15

mikanでは、学習目的別にコース選択ができるのですが、昨年から英検向け英単語対策のメインテキストである「英検でる順パス単」との提携が始まり、受験級別にコースが選択できるようになりました。こちらは有料ですが、単語帳の本を買うよりも安上がりですし、何といってもお子さんが楽しく取り組める要素がたっぷり詰まっていますので、ぜひ試してみてください。

英単語アプリ「mikan」の使い方~他の英単語アプリと比較する~

2020.05.03

3.お子さんにぴったりの参考書を探そう

書店に行くと、本当にたくさんの参考書が並んでいますよね。イラスト付きで取り組みやすそうなものや、1ページあたりの文章量が少なくて見やすいもの、「これさえやれば大丈夫!」といったポイントを絞ってあるものなど、どれも魅力的に見えて目移りしてしまいます。

そこでここでは、お子さんのタイプ別におすすめしたい参考書を厳選してご紹介してみたいと思います。

3.1 バツ印に落ち込みやすい・・・自信をつけたいお子さん向け

分厚いテキストを開くだけでモチベーションが下がるお子さんには、1日1枚消化していくだけの問題プリントがおすすめ。

試験に出そうな問題を満遍なく扱う他のテキストと違い、日を追うごとに難易度が上がっていく内容となっており、初めのうちは取り組みやすい簡単な問題が中心です。”学習初日からバツ印だらけでやる気を無くしちゃった・・・”となる心配もありません。

3.2 学習に前向き!日ごろから机に向かうのが得意なお子さん向け

普段から宿題もきちんとやっていて、お勉強が嫌いではないお子さんであれば、単元ごとにまとまった教科書タイプのテキストがおすすめです。

受験情報や受験の流れも記載されていますので、親御さんにも参考になるかと思います。巻末には本番形式の予想問題もついていて、まさにこれ1冊で安心して本番に臨める内容となっています。

一方で、お子さんを飽きさせない工夫もしっかりとされており、オールカラーでイラスト付きの可愛らしい紙面がお子さんの好奇心をくすぐります。

3.3 考えるのはちょっと苦手・・・暗記型学習が得意なお子さん向け

じっくり考えるよりも、暗記の方が得意!というお子さんは案外多いですよね。そんなお子さんには「このパターンの時はコレ!」と規則性を覚え込ませるのが近道です。

こちらのテキストは、縦軸に主語・横軸に置き換える単語が記載された21マスの空欄を補充しながら、英文法の規則を覚える内容となっています。(言葉だと分かりづらいため、ぜひ試し読み機能でご確認ください。)表の形になっていると視覚的なインパクトで頭に入っていきやすくなるため、類似の問題が出た時は即座に答えが導けるようになります。

4.ぜひチャレンジしてほしい♪スピーキングテスト

英語の四技能化、というのを聞いたことがあるでしょうか?これまでリーディング・リスニングに重きが置かれてきた日本の英語学習を改革し、ライティング・スピーキングのスキルを強化していくというものです。これに伴って、英検の試験内容も変更されることとなりました。

英検5級を受験するみなさんに関係があるのは、「英検4・5級でもスピーキングテストが導入された」という点です。これまでは英検3級以上でしか実施されなかったスピーキングテストが、4・5級でも受けられるようになりました。

また、通常スピーキングテストはリーディング・リスニングの一次試験に合格した方しか受験できませんでしたが、4・5級においては全員に受験機会が与えられます。

親御さんにとっては、「英語の勉強を始めたばかりなのに、いきなり会話なんて・・・」という印象かもしれませんが、実は英語を習いたてのお子さんにこそぜひスピーキングテストを受けていただきたいと考えています。

大人とは違い、先入観無く音で英語を感じ取れる幼児期は、発音を覚えるのに最適の時期です。

かと言って、英会話スクールなどに高額の支出をする必要はなく、最近では英会話アプリの中にも高機能で良質なものがあるので、是非利用を検討してみてください。おすすめの英会話アプリは以下の記事にて紹介しています。

【英語学習アプリ】TOEIC985の俺がおすすめをガチで紹介!

2020.09.01

5.親子で英語学習のトビラを開けよう!

以上、英検5級の勉強法とおすすめの参考書を紹介いたしました。自分自身、英語が得意ではない・・・という親御さんも、ぜひこの英検受験を機にお子さんと一緒に英語学習のトビラを開けてみてくださいね!

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